ホーム > ダニ・カビを知ろう!
住宅の結露はダニ・カビといった、嫌われものを連れてきます。ダニ・カビによる健康への影響は大きな問題とされています。健康な生活をおくるためには、まず除外すべき大敵です。
ダニの種類は5万種以上といわれ、生物学的にはクモの親戚になります。動物や植物に寄生したり、住宅の床、壁、空気の中、水中などあらゆるところで生息しています。日本の住宅で採取される代表的なダニは、チリダニ, イエササラダニ, ツメダニで、この3種類でほぼ90%以上を占めています。
結露する場所にダニ・カビあり!
ダニを知ろう
住宅にいるダニの大きさは0.2~0.8mmと肉眼では見えにくい大きさです。人に危害を加えるダニとしては、ツメダニ, イエダニがいます。ツメダニは他のダニや小昆虫を食べる捕食性のダニです。アレルギーとして問題になっているダニは、チリダニで、死骸や糞までもアレルギーの原因となっています。コナダニやイエササラダニは、カビや食品を食べ成長しますが、人間には無害なダニです。しかし、コナダニやイエササラダニが増えるとツメダニのえさとなるため、二次繁殖の危険が出てきます。
ダニ発生の4原則
ダニは50℃以上の状態が20分くらい続くと死に、湿度が60%以下になると動きが鈍くなると言われています。ダニは繁殖力が非常いため、繁殖力を抑え一定以上の数に増やさないことがダニ対策になります。換気扇を上手に使い湿度を増やさないよう注意しましょう。
| 種類 | チリダニ類 | ツメダニ類 | コナダニ類 | イエササラダニ類 |
| 名称 | ヤケヒョウヒダニ コナヒョウヒダニ | ホンツメダニ ミナミツメダニ フトツメダニ | ケナガコナダニ | イエササラダニ |
| 発生時期 |
湿度の高い 6月に多い 6~9月 | 他のダニが増える 6月に多い 6~9月 | 湿度の高い 6月に多い 6月~8月上旬 | 新築から2年程度の 家屋での 被害が多い 6~8月の上旬 |
| 発生原因 | 人の垢やフケ、塵の 中の 有機物がエサ 湿度60%以上で発生 | エサとなるほかのダニ の数と正の相関が 知られる。湿度70% 以上 | 砂糖や味噌などの 調味料、粉ミルク、 小麦粉、菓子類などの 食品から発生 湿度70%以上 | カビが主な餌となる 湿度60%以上の 高湿環境でよく発生 |
| 被害症状 | 気管支喘息、 鼻炎、結膜炎、 アトピー性皮膚炎などの アレルギー性疾患 | アレルギー 性皮膚炎(刺咬症) | 大量発生時には 畳が粉を 吹いた 様に見える | 大量発生時には 畳が粉を 吹いた 様に見える |
カビは,細菌(バクテリア)やウイルスと同じく微生物の仲間です。学問的には「真菌類」と呼ばれています。大きさは数ミクロン~数10ミクロンとされ、温度25度~28度,湿度70%以上が繁殖に適した条件とされています。近年、増加しているアレルギー症は、カビ(真菌)の胞子や代謝産物がアレルギーを起こす原因物質(アレルゲン)が原因とされれいる。真菌アレルギー症として,気管支ぜんそく,じんましん,鼻炎や結膜炎,皮膚炎などがあります。カビをエサとするダニも多いため、カビの発生がダニの増加につながります
有効利用されるカビもあります。味噌,しょう油,清酒,焼酎などの生成にはコウジカビを使用しています。他にもチーズやペニシリンといった医療薬品などで役立っています。