HOME > 断熱おじさん!の「快適な家を建てるための断熱・省エネ講座」
快適な「家」づくりは、熱を入れない、出さない、室内汚染空気を確実に排出し、少ないエネルギーで快適な温度にする、に加えて夏は日射を入れない工夫をする。などの正しい情報はいくらでも得ることができますが、なぜ、施工のことは情報として出ないのでしょうか?
室内環境で温度差やエネルギーのロスに大きく影響する断熱材の施工、この断熱材の施工を想像してみてください。コンセントボックスは、換気の吸排気口は、電気の配線は、筋交いのとこは、などさまざまな箇所で隙間ができ、この隙間が断熱性能を出すための空気やガスを動かし性能を低下させます。このことからわかるように、断熱材を厚くしても隙間があれば熱は出入りし、温度差がおきエネルギーの無駄使いばかりではなく結露やカビによる室内の環境悪化にもなり家族の健康や家の寿命を縮める要因となります。
完成してからは、目に見えなくなる断熱材、この断熱材の施工を正しくするには、隙間なく断熱材を施工し、どのくらい隙間が無くなったかの確認(気密測定)が必要となります。正しく施工しようとすれば工事費の増加や測定費用が必要となります。そのため測定していないのが現状ではないでしょうか。 温暖な地域でも健康・快適な省エネルギー住宅づくりをしようと、高性能な断熱材の使用が推し進められ高断熱化へと向かっていますが、断熱・気密化工事は両輪と同じで、どちらかがかけても省エネな健康・快適住宅は造れません。素敵な我が家を創るためには、希望を叶えるための基礎知識を得て、その基礎知識を利用して、正しい施工が出来る(基礎知識を把握した上で施工がともなっている)工務店かを選ぶことができるのではないでしょうか。
2011.10.14