01 今、住宅があぶない
断熱材の利点
断熱材には様々な種類があります。室内環境を快適にしてくれるすばらしい商品です。それぞれの断熱材の特徴を理解し、ご自身の用途にあった断熱材をご利用ください。
施工方法、保管方法を守って使用すればどの断熱材もすばらしい効果を発揮してくれます。
我が社ではコストパフォーマンスを考え、現場発泡ウレタン断熱材をお勧めしています。
断熱材の性能
断熱材の性能は熱伝導率:λ値と断熱材の厚みによってきまります。熱伝導率が低い性能のものでも厚みがあれば性能は高くなります。
熱伝導率:λ値が低いものほど断熱性能が高くなります。
断熱材の性能を知るには
熱伝導λだけでは性能はわかりません。厚みを合わせて断熱性能を比べましょう。
断熱材の性能は部材の熱伝導率と断熱材の厚さできまります。
たとえ優れた熱伝導をもつ部材でも厚みがなければ性能は発揮されません。
(計算例)
グラスウール16K λ=0.045 厚さ100mmでは
断熱材の性能
R =100/0.045/1000 = 2.22 m2k/W
(注) 単純にグラスウールの性能だけを計算したものです。
壁の断熱性能を計算する場合は他の項目も入力が必要となります。
(注)グラスウール断熱材は種類によって断熱性能が大きく異なります。
Kマークの付いた相当密度の部分をよく確認しましょう。
(注)現場発泡ウレタンも性能の異なる断熱材があります 熱伝導率λ値を確認下さい。